📌 厚生労働省の様式との関係

入退院支援加算(A246)に関する書面の様式は、厚生労働省の通知(別添6「診療報酬点数表に記載する診療等に要する書面等」)の中で示されています。

本サイトの様式は、その公式様式をそのまま転載したものではありません。診療報酬上の要件を満たす項目を備えたうえで、実務で使いやすいように整理した様式です。

公式の様式および最新の要件は、厚生労働省の通知(別添6)や地方厚生局の告示・通知でご確認ください。院内様式がある場合は、そちらが優先されます。
このページについて
  • 入退院支援で使う様式・書式・記入例を1ページに集めました
  • Word形式でダウンロードできる様式があります。院内の運用に合わせて編集してお使いいただけます
  • A4印刷に対応した様式には印刷マークをつけています。そのまま印刷して使えます
  • 各様式の書き方・記入例の記事にもリンクしています
  • 令和8年度診療報酬改定に対応しています
💼 ブックマーク推奨。「あの様式、どこだったか」を探す時間をなくすためのページです。退院支援の担当になったばかりの方、様式を一から作るのが負担な施設の方にお使いいただけます。

様式の一覧

使う場面 様式 形式
入院時(スクリーニング) 入退院支援スクリーニングシート Word/A4印刷
計画書を作る 退院支援計画書 Word/A4印刷
計画書の「退院困難な要因」を書く 退院困難な要因 記載支援シート ✅ 印刷ボタンつき
退院先を検討する 退院先一覧【根拠法つき】 参照用
要介護認定の調査に立ち会う 認定調査 連携チェックリスト ✅ 印刷ボタンつき
退院前訪問(家屋調査) 退院前訪問の記録 A4印刷対応
在宅支援者へ引き継ぐ 退院時情報提供票 書き方・項目
認定調査に立ち会う 認定調査 立ち会いシート【答え方の例つき】 Word
レスパイト入院を申し込む レスパイト入院 申込書 Word
化学療法の継続先を探す 化学療法 連携可否 お尋ね票 Word
算定要件を確認する 入退院支援に関する加算一覧 参照用

どの様式を使いますか(Word・無料)

病院によって必要な項目は違います。3種類から選んでダウンロードしてください。いずれもWordで自由に編集できます。

A シンプル版

まず最低限を整えたい

A4 1枚(表のみ)
  • 加算要件の必須項目だけ
  • 退院先・サービスは自由記入
  • 運用を軽くしたい病院向け
⬇ Aをダウンロード
B 標準版(おすすめ)

これ一枚で管理したい

A4 表裏(2ページ)
  • 退院困難な要因 ア〜チ 全17項目
  • 退院先・サービスのチェック欄
  • 連携先は自由記入の表
⬇ Bをダウンロード
C 記入例つき版

書き方に迷う人がいる

A4 表裏(2ページ)
  • Bと同じ構成
  • 記入例が薄い文字で入っている
  • 新人・異動してきた方の指導用に
⬇ Cをダウンロード
⚠️ C(記入例つき版)をお使いになるときのお願い

記入例はグレーの斜体で入っています。上書きしてお使いください。患者さん・ご家族にお渡しする書類ですので、記入例が残ったままお渡しすることのないようご注意ください。
📥 入退院支援スクリーニングシート(Word)
⬇ スクリーニングシートをダウンロード
入院時の確認用(A4 表裏)。退院困難要因 ア〜チ のチェック、ADL・生活機能、生活・家族状況、退院先の見込み、介入要否の判定まで。院内で使う様式です。
💡 いずれもWordで自由に編集できます。病院名を入れる、不要な項目を消す、行を足す、レイアウトを変える。院内の運用に合わせてお使いください。印刷して手書きでも使えます。

※ 厚生労働省が定めた公式様式そのものではありません。入退院支援加算(A246)の要件を満たす項目を備えた参考様式です。院内様式がある場合はそちらが優先されます。

そのまま印刷して使える様式

📄 入退院支援スクリーニングシートの様式・書式【A246・A4印刷対応】

WordA4印刷対応A246入院時

入退院支援加算(A246)の要件である、入院早期のスクリーニングに使うシートです。退院困難な要因の抽出項目に対応しています。

こんなときに:入院から3日以内(一般病棟)のスクリーニングを、記録として残る形で行いたいとき

📄 退院支援計画書の様式【令和8年度診療報酬改定対応・A4印刷用】

WordA4印刷対応令和8年度対応計画書

退院支援計画書の様式です。患者氏名・退院困難な要因・退院に向けた目標・支援期間・退院後の療養先など、必要な項目を備えています。

こんなときに:院内の様式が古い、または様式そのものがなく、一から作る負担を減らしたいとき

📄 「退院困難な要因」記載支援シート【令和8年改定対応】

印刷ボタンつき記載文例計画書

計画書の中でいちばん書きにくい「退院困難な要因」を、要因ごとの記載文例つきで整理しています。スクリーニングのタイミングと交付のルールも解説。

こんなときに:「何を書けばいいか分からない」「毎回同じ表現になってしまう」というとき

📄 認定調査 連携チェックリスト【印刷用】

印刷ボタンつき要介護認定入院中調査

入院中の要介護認定調査に立ち会うとき、調査員に伝えるべきことを漏らさないためのチェックリストです。

こんなときに:調査の日程が決まり、病棟と情報を揃えておきたいとき

そのほかの様式(Word・無料)

実務でよく必要になるものの、既製の様式が見当たらないものを用意しました。いずれもWordで編集できます

📋 要介護認定 認定調査 立ち会いシート【答え方の例つき】
⬇ ダウンロード(A4横・4枚)
調査で聞かれているのは「介助の手間」です。
調査員は、一つひとつの行為について「介助されていない(自立)/見守り等/一部介助/全介助」のどれに当てはまるかを判断しています(「見守り等」がない項目もあります)。だから答えるときは、どう介助しているかを、わかりやすく簡潔に伝えることです。

ところが実際には、「一部介助です」で答えが止まってしまうことがよくあります。何がどう一部介助なのかが伝わらないと、実態とずれた判定になります。逆に、排泄を聞かれているのに他のことまで話してしまい、調査員が判断できなくなることもあります。

そこでこのシートには、40項目に「答え方の例」を薄い文字で入れました。
2-5 排尿 介助されていない/見守り等/一部介助/全介助
例:日中は見守りでトイレまで行き、排泄の一連の行為は自分でできる。夜間は一人でポータブルトイレを使用し、後始末は介護者が行っている

5-1 薬の内服 介助されていない/一部介助/全介助
例:朝、1日分を手渡せば自己管理で飲める/能力的には自己管理できるが、入院中のため毎回配薬している。飲むこと自体は自分でできる
冒頭に答え方の4つのコツを掲載しています。
① 聞かれた項目のことだけ答える ② 「一部介助です」で止めない ③ 時間帯や場所で違うときは分けて言う ④ 入院中で在宅と違うときは、能力と実際の介助を分けて言う

基本調査の全55項目(第1群〜第5群)+特別な医療+日常生活自立度を、厚生労働省の認定調査票の順序・選択肢どおりに並べています。あわせて判断の基準も記載しました(片足での立位保持は1秒間程度、両足は10秒間程度、歩行は5m程度、座位保持は10分間程度、外出頻度は1回30分以上など)。

第1群には、誤解されやすい点の注記を入れています。「ここでの麻痺は医学的な麻痺ではありません。腕や脚が動かせるかどうかで判断します」「この群の多くは調査員が実際に確認します。当日の状態が日頃と違うときは伝えてください」。第3〜5群には「ときどきある=月1回以上・週1回未満/ある=週1回以上」の頻度基準を記載しています。各項目に記入欄があるので、事前に整理して当日手元に置いてお使いください。
🛏️ レスパイト入院 申込書
⬇ ダウンロード(A4・1枚)
介護者の休養等を目的とした短期入院の申込みに使う様式です。1枚に収めているので、そのままFAXで送れます。

患者情報・希望期間・レスパイトが必要な理由・医療情報(内服/医療処置/感染症/アレルギー)・日常生活の状況(移動・食事形態・排泄・認知症・行動面)・退院後の帰り先まで、受け入れ側が判断に必要とする情報を網羅しています。
末尾に医療機関の記入欄(受付日・判定・条件)を設けているので、そのまま回答用紙としても使えます。
💊 化学療法 連携可否 お尋ね票
⬇ ダウンロード(A4・1枚)
「大きな病院まで通えなくなった。地元の病院で同じ治療を続けられないか」——この橋渡しのための照会様式です。

照会元が①〜④(照会元・患者情報・疾患と治療の状況・依頼したいレジメン)を記入して送り、照会先が⑤の回答欄に可否を記入して返送する、1枚で往復できる形にしています。
レジメン名・コース数・投与間隔・前投薬・血管確保(ポートの有無)・必要な検査・有害事象の既往・依頼したい範囲(全コース/一部/採血のみ/緊急時対応)まで項目を用意しました。
💡 いずれもWordで自由に編集できます。病院名を入れる、項目を足す・削る、レイアウトを変えるなど、院内の運用に合わせてお使いください。

※ 厚生労働省が定めた公式様式ではありません。認定調査立ち会いシートは、厚生労働省の認定調査票(基本調査)の項目・選択肢に沿って作成した院内での準備用シートです。調査票そのものではありません。

書き方・記入例

✏️ 退院支援計画書の書き方・記入例【令和8年度・診療報酬改定対応版】

記入例令和8年度対応

計画書の各欄に何を書くか、項目ごとの考え方と書き方のポイントを解説しています。

✏️ 退院時情報提供票の書き方〜在宅支援者に伝えるべき内容と視点

記入例在宅連携

入院経過・ADL・医療処置・薬・栄養・在宅での注意点まで、在宅支援者が「すぐ動ける」情報提供のポイントを項目別に解説しています。

✏️ 介護支援等連携指導・退院時共同指導の記録の書き方【令和8年度】

記録算定

算定要件を満たす記録の書き方です。B004・B005・B005-1-2 の位置づけとあわせて解説しています。

✏️ 退院前訪問(家屋調査)の実際〜準備・実施・記録の書き方【A4印刷対応】

記録家屋調査

訪問前の準備、当日の確認ポイント、訪問後の記録の書き方までを流れに沿ってまとめています。

✏️ MSWの支援記録の書き方〜残すべき情報と記録の質を高めるコツ

記録MSW

日々の支援記録に何を残すか。後から振り返れる記録、他職種に伝わる記録の書き方です。

✏️ 退院カンファレンスの開き方・進行〜準備から記録まで

記録カンファレンス

誰を呼ぶか、何を決めるか、どう記録するか。準備から記録までの実務です。

あわせて使う一覧・早見表

📊 入退院支援に関する加算一覧(診療報酬・介護報酬)【令和8年度版】

入退院支援加算をはじめ、関連する加算の算定要件を一覧にしています。様式を整えるときの根拠確認に。

📊 退院先一覧【根拠法つき】〜退院支援計画書の項目に対応した種別カタログ

退院支援計画書の「退院後の療養先」欄に書く種別を、医療保険・介護保険・住まい系・その他社会資源の4区分で整理しています。

📊 退院支援で使う社会資源一覧〜困りごと別・根拠法つき早見表

患者さんの困りごとから使える社会資源を逆引きできる表です。窓口・根拠法つき。患者・ご家族にそのまま渡せる解説記事にもリンクしています。

様式を使うときの注意点

⚠️ 使う前に確認していただきたいこと

院内の様式・運用が優先されます:本サイトの様式は、様式がない場合や見直しの参考にお使いください。すでに院内様式がある場合はそちらに従ってください

算定要件は必ず最新の通知で確認を:診療報酬は改定のたびに変わります。様式の項目が要件を満たすかは、厚生労働省の告示・通知および医科点数表の解釈でご確認ください

地域・保険者によって求められる記載が異なることがあります:とくに介護保険との連携部分は、地域のルールをご確認ください

個人情報の取り扱いに注意してください:印刷した様式に患者情報を記載したものは、院内の規程に沿って管理・廃棄してください

まとめ

このページのポイント
  • そのまま印刷して使える様式:スクリーニングシート/退院支援計画書/退院困難な要因の記載支援シート/認定調査 連携チェックリスト
  • 書き方・記入例:計画書/退院時情報提供票/連携指導の記録/退院前訪問/支援記録/カンファレンス
  • あわせて使う一覧:加算一覧/退院先一覧/社会資源一覧
  • 院内様式がある場合はそちらが優先。算定要件は最新の通知でご確認ください
📎 根拠・参照

令和8年度診療報酬改定 告示・通知(入退院支援加算 A246、退院時共同指導料 B004・B005、介護支援等連携指導料 B005-1-2 等)/厚生労働省「退院支援・地域連携に関する取り組み」

※算定要件・施設基準・様式の要件は改定のたびに変更されます。実際の運用にあたっては、必ず最新の厚生労働省通知および医科点数表の解釈をご確認ください。本サイトの様式は参考としてご提供するものです。