退院が決まったとき、「準備は何をすればいい?」と戸惑う方は多いです。退院当日に慌てないよう、退院前に確認しておくべきことを5つにまとめました。わからないことは担当者や看護師に聞きながら、一つひとつ確認しましょう。
① 薬のことを確認する
✅ 薬について確認すること
- 退院時にどんな薬が処方されるか(入院前から変わった薬はあるか)
- それぞれの薬は何のための薬か・いつまで飲むのか
- 飲み忘れたときはどうすればいいか
- 副作用で気をつけることはあるか
- かかりつけの薬局に情報を引き継いでもらえるか
- 自分で管理できるか・家族のサポートが必要か
💡 お薬手帳を必ず受け取って
退院時に処方された薬の内容をお薬手帳に記録してもらいましょう。かかりつけ薬局や次の受診先に持参することで、薬の重複・飲み合わせを防げます。
退院時に処方された薬の内容をお薬手帳に記録してもらいましょう。かかりつけ薬局や次の受診先に持参することで、薬の重複・飲み合わせを防げます。
② 次の受診日・かかりつけ医を確認する
✅ 受診について確認すること
- 次回の外来受診はいつか・どの病院・何科に行くのか
- 予約は済んでいるか(済んでいない場合は退院前に確認)
- 退院後はかかりつけ医(近くのクリニック)に引き継ぐのか
- 在宅医(訪問診療)を利用する場合、初回の訪問日はいつか
- 次の受診までの間に心配なことがあれば、どこに電話すればよいか
③ 緊急時の連絡先を確認する
退院後、「具合が悪くなったら誰に電話すればいい?」と慌てないよう、緊急時の連絡先を紙に書いて手元に置いておきましょう。
✅ 手元に用意しておく連絡先
- かかりつけ医・在宅医の電話番号(時間外も確認)
- 訪問看護ステーションの電話番号(夜間対応があるか)
- ケアマネジャーの電話番号
- 退院した病院の連絡先(かかっていた科の外来番号)
- こんなときは救急(119番)を呼ぶ、という目安
💡 「救急を呼ぶ目安」を退院前に確認しよう
「胸が痛い」「呼吸が苦しい」「意識がおかしい」などの場合は迷わず119番。それ以外のときはまずかかりつけ医や訪問看護師に電話——という流れを、退院前に担当者と一緒に確認しておくと安心です。
「胸が痛い」「呼吸が苦しい」「意識がおかしい」などの場合は迷わず119番。それ以外のときはまずかかりつけ医や訪問看護師に電話——という流れを、退院前に担当者と一緒に確認しておくと安心です。
④ 退院後のサービス開始を確認する
✅ 退院後のサービスについて確認すること
- どんなサービスをいつから使うのか(訪問介護・訪問看護・デイサービス等)
- 初回のサービス利用日はいつか(退院当日または翌日から来てもらえるか)
- 担当のケアマネジャーの連絡先は確認できているか
- 福祉用具(手すり・ベッド等)は退院日までに自宅に届くか
- 介護保険の認定がまだの場合、暫定でサービスを始める手続きは済んでいるか
⚠️ 「退院当日からサービスを使いたい」場合は早めに伝えて
退院日の翌日からヘルパーや訪問看護が来てほしい場合は、事前に担当者に伝えておく必要があります。退院が近づいてからでは間に合わないこともあるため、早めに相談しましょう。
退院日の翌日からヘルパーや訪問看護が来てほしい場合は、事前に担当者に伝えておく必要があります。退院が近づいてからでは間に合わないこともあるため、早めに相談しましょう。
⑤ 自宅の受け入れ準備を確認する
✅ 自宅の準備について確認すること
- ベッド・手すり・車椅子など必要な福祉用具は届いているか
- 段差・浴室・トイレなど危険な場所の対策はできているか
- 医療処置がある場合(吸引・酸素等)、機器の設置・操作の確認はできているか
- 帰る当日の移動手段は決まっているか(自家用車・介護タクシー等)
- 退院当日、自宅に家族が待機できるか
💡 「帰る前に家の確認をしてほしい」こともお願いできます
理学療法士が自宅を訪問して、段差や動線を確認してくれる「家屋調査」を退院前に行えることがあります。気になる方は退院支援担当者に相談してみましょう。
理学療法士が自宅を訪問して、段差や動線を確認してくれる「家屋調査」を退院前に行えることがあります。気になる方は退院支援担当者に相談してみましょう。
退院前の全体チェックリスト:
☑️ 薬・お薬手帳の確認ができた
☑️ 次の受診日が決まっている
☑️ 緊急時の連絡先を紙に書いた
☑️ 退院後のサービスの開始日が決まっている
☑️ 自宅の受け入れ準備が整っている
☑️ 薬・お薬手帳の確認ができた
☑️ 次の受診日が決まっている
☑️ 緊急時の連絡先を紙に書いた
☑️ 退院後のサービスの開始日が決まっている
☑️ 自宅の受け入れ準備が整っている